週刊ベースボールONLINE

2023プロ野球記録集計号

【File.12】明日、誰かに話したくなる! キングオブ『〇〇』2023

 

これから先も表彰されることはないであろう、細か過ぎる“ワード”ごとに栄えあるキングたちを発表しよう。数字は掘れば掘るほど面白い!!

<KING OF ストレート>元祖「王子」は意外な結果に


サンタナ[ヤクルト] 打率.366 ※150打数以上

シン・直球破壊王子


 投球の基本とも言えるストレートを見事に打ち返したのが、ストレート打率.366を記録したサンタナ(ヤクルト)だ。来日3年目で初の規定打席&打率.300を達成。日本野球にアジャストしている結果とも言える。2位は坂本勇人(巨人)で、同打率.345だった。なお、「直球破壊王子」の異名を持つ渡邉諒(阪神)は今季、ストレート成績は29打数5安打、1本塁打、打率.172と結果を残せず。

佐々木朗希[ロッテ] 平均球速159.1キロ

大台迫る令和の怪物


 投手では、平均球速部門で佐々木朗希(ロッテ)が159.1キロ。大台160キロ到達も時間の問題か。

モイネロ[ソフトバンク] 空振り率21% ※投球数100以上

カーブだけじゃない!


 空振り率では、モイネロ(ソフトバンク)が唯一の20%超えだった。救援投手を除く意味で、対象を1000投球数以上にすると、佐々木朗が19.2%でキングに。2位以下は、先発、救援で34試合に登板した藤井皓哉(ソフトバンク)が12.9%、平良海馬が12.7%と続いた。

<KING OF 内野安打>バント安打が明暗を分けた?


小深田大翔[楽天] 29本
 入団から4年連続規定打席到達の小深田大地が初の戴冠。内野安打比率23.6%(今季123安打)と快足を飛ばした。2位は・・・

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