週刊ベースボールONLINE

2023年プロ野球ペナントレース総括

【セ・リーグ】戦力充実の阪神が新監督の下に結束し18年ぶりのV達成 ヤクルトは3連覇を逃して5位に沈む

 

【パ・リーグ編】はこちら

ファンの大歓声も力に変えた阪神は全5球団に勝ち越して堂々の頂点に立った


 球団史上最速で優勝を決めたのが阪神。15年ぶり現場復帰の岡田彰布監督の下、着実に勝ち星を積み上げていくと、最後は11連勝で18年ぶりの頂点に駆け上がった。投手陣はプロ初勝利から飛躍の村上頌樹、現役ドラフトで加入の大竹耕太郎がともに2ケタ勝利と新戦力も台頭。救援陣も豊富な戦力で、12球団トップのチーム防御率2.66と安定した。スタメンを固定化した野手陣は、本塁打数はリーグ5位も、切れ目ない打線で得点数は同1位。先制時は勝率.785(62勝17敗3分け)とライバル球団の追随を許さないゲーム展開で逃げ切った。

 阪神とは差が開いたが、広島が4年連続Bクラスから2位へ躍進した。序盤は勝率5割前後も、6月下旬から調子を上げると、7月に・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング