シーズンオフの真っ只中だが、2024年に向けての戦いは進行中だ。ドラフト、FA、トレード、現役ドラフト、また新外国人選手の獲得など、各球団とも補強ポイントを考えながらの戦力アップに余念がない。その進捗状況は、現時点でどうなっているのだろうか。補強ポイントは確実に埋められているのか、それともまだ不十分なのか。
※情報は12月17日現在、年齢は2024年の満年齢、育成選手は含まない
※退団は育成での再契約は含まない人数、補強は新人を除く新加入の人数、新人は支配下ドラフトで獲得した人数

【2023年成績】143試合70勝68敗5分勝率.507

2023年オフに加入した選手

パ・リーグ　2位
支配下選手　64/70人
退団　　　　10人
補強　　　　4人
新人　　　　5人

　2023年に一軍でプレーした外国人は投手がＣ.Ｃ.メルセデス、ペルドモ、ルイス・カスティーヨ、野手がポランコ、ブロッソーの計5人。先発左腕のメルセデスは契約保留選手として公示されたが、ほかの4人は自由契約となった。そのうち、ブロッソーはロイヤルズとマイナー契約を結んだと報道された。三塁手のブロッソーは37試合出場で打率.191、1本塁打という成績だったので退団は痛手ではないが、気になるのがペルドモ、カスティーヨ、ポランコの去就。そんな中、12月の声を聞くと立て続けに外国人選手の補強情報が入った。

　新外国人投手としてリリーフタイプのコルデロ、先発タイプのジュニオール・フェルナンデスの両右腕と契約を結び・・・