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2023-24ストーブリーグ戦力往来

【12球団補強最新Check】楽天・現有戦力の強化優先で静かなストーブリーグ

 

シーズンオフの真っ只中だが、2024年に向けての戦いは進行中だ。ドラフト、FA、トレード、現役ドラフト、また新外国人選手の獲得など、各球団とも補強ポイントを考えながらの戦力アップに余念がない。その進捗状況は、現時点でどうなっているのだろうか。補強ポイントは確実に埋められているのか、それともまだ不十分なのか。
※情報は12月17日現在、年齢は2024年の満年齢、育成選手は含まない
※退団は育成での再契約は含まない人数、補強は新人を除く新加入の人数、新人は支配下ドラフトで獲得した人数


【2023年成績】143試合70勝71敗2分勝率.496

則本が新守護神となることもあり、先発ローテーション入りが期待されるドライチの古謝


2023年オフに加入した選手

※2023年成績のEはイースタン・リーグ、Wはウエスタン・リーグを表す
※即戦力度の記号[球団担当が判定]
◎…主力、レギュラーとして期待大、○…一軍での活躍に期待、△…体づくりや故障明けなどで数年後の活躍に期待、□…故障、リハビリで一軍出場は見込めない


パ・リーグ 4位
支配下選手 61/70人
退団    19人
補強    1人
新人    8人

 静かなオフとなっている。新加入は日本ハムを戦力外となった山田遥楓との育成契約と、現役ドラフトで獲得が決まった櫻井周斗のみ。ただ、二軍でもチャンスをつかめなかった若手や炭谷銀仁朗銀次らを構想外とし新陳代謝を促そうとしているのは確かだ。さらに2年で21試合のギッテンス、2023年はわずか1試合登板だったバニュエロスの退団が決まったこともあり、今後は助っ人の加入にも注目だ。

 ドラフトではチームの底上げを図るべく即戦力よりも素材型を多く指名。将来を見据えたチームづくりを進めているようだが・・・

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