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THE CHALLENGE さぁ、アレンパだ!

<レギュラー獲りを狙う若手野手>阪神・小幡竜平、小野寺暖 チャンスはまだそこにある!

 

インタビューに登場した木浪聖也(【木浪聖也インタビュー】はこちら)は、まだレギュラーではないと自覚し、その座を確実なものにしようとしている。それを阻止すべく立ちはだかろうしているのが、小幡竜平だ。そして、あわよくば外野か、三塁を奪おうと必死に食らいつくのが小野寺暖。彼ら若手野手もし烈な競争に挑んでいる。
文=杉原史茶、今西大翔(デイリースポーツ) 写真=宮原和也


小幡竜平 悔しさを力に代えて


小幡竜平[内野手]●2000.9.21生まれ、24歳=阪神6年目


 レギュラー奪取への挑戦が始まっている。昨季は春季キャンプやオープン戦で結果を残し、開幕戦は八番・遊撃で出場。自身初の開幕スタメンをつかみ、飛躍の1年が始まると思われた。しかし、木浪聖也に出場機会を奪われ、ベストナインとゴールデン・グラブ賞まで獲得。厳しい現実を突きつけられた。

 遊撃の定位置をつかむために、今年1月は沖縄県の国頭村で自主トレを行った。昨年までの梅野隆太郎との合同自主トレから独り立ちする形で、トレーナーとの二人三脚で敢行した。「一番は自分に使える時間が増える。自由に動けることが一番ですね。本当にやりたいことを気が済むまでやれるので」。午前9時30分から練習を開始し、午後5時に終了。午前中は守備、午後からは打撃をメインに己と向き合っていた。

 課題は打撃。「打球方向に・・・

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