週刊ベースボールONLINE

2024プロ野球シーズン大展望

【12球団戦力分析2024】ロッテ・「内野シャッフル」によって打線底上げ、得点力アップ

 

3連覇を成し遂げ、黄金時代を築いていくオリックス。しかし、ほかの5球団もこのまま屈し続けるわけにはいかない。投手力に攻撃力、それぞれに強みを生かして──。そろそろ新時代が幕を開けるか!?
※情報は3月16日現在

何だかんだ言っても、今年もポランコの長打力が頼りにされそうだ


<逆襲のシナリオ>日替わりオーダーは継続か


 課題は打線だ。昨年はポランコがリーグ最多タイの26本塁打を放ったとはいえ、打率.242と確実性を欠いた。そのポランコが規定打席到達打者のチーム最高打率だったのだから、打線の迫力不足は否めなかった。

 そこを補うために獲得したのが、前DeNAのネフタリ・である。2018、19年に2年連続の本塁打王を経験した長距離砲だ。日本球界で6年間プレーし、最初の2年間は40本台だったのだから頼もしい。しかし、その次の2年間は20本台、最近2年間は10本台。本塁打の減少は年齢的なことなのか、コンディションのせいなのか。いずれにせよ過度な期待は禁物だが、セ・リーグからの移籍1年目だった昨年のポランコ同様、ソトも長打力を発揮して「PS砲」のコンビで打線を盛り上げてもらいたい。

 また、現時点でどのくらい一軍で通用するのか不透明だが、ドラフト1位ルーキー・上田希由翔は一塁、三塁と守れる巧打者。「内野シャッフル」によってレギュラーが確定していない三塁は・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング