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平成×令和 捕手たちの辿る軌跡

<譲れない思い マスクに秘める覚悟>巨人・大城卓三 『勝てる捕手』の称号「捕手なので勝ちにこだわっていきたい」

 

リード、配球はもちろんのこと、ワンバウンドの変化球に確実なブロッキング技術も求められ、“強打の捕手”が主流になりつつある現在は打力も欠かさない。役割が多岐にわたるだけに、決意と覚悟は人一倍──。むろん、今回焦点を当てる司令塔にも譲れぬ思いがある。


 立場が人を変える。さらに成長させる。前会長の菅野智之から指名される形で、今季から新たな選手会長となった。菅野が「少し無頓着なところがある」と言ったように、良くも悪くもマイペースな一面があることは確かだ。そんな男が今では「捕手なので、勝ちにこだわっていきたい」と勝利への欲求を口にする。

 現監督である阿部慎之助が球団における「打てる捕手」の基準を大きく引き上げた中で、バットで期待に応えてきた。昨季はキャリアハイの打率.281、16本塁打、55打点。それでも・・・

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