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平成×令和 捕手たちの辿る軌跡

近年の優勝チームを数字で比較 平成から令和へ 変わりゆく捕手起用

 

捕手の最大の目的は「勝利」であり「優勝」である。裏を返せば、優勝球団の捕手起用こそが、その時代の正解と言える。「強いチームは正捕手が1人に固定される」という考え方が主流だったところから、捕手併用のチームも目立つ近年。平成となった1989年以降の優勝球団における起用をまとめ、時代の流れとその軌跡を追う。

城島は全イニング出場


1999年、ダイエー[現ソフトバンク]がリーグ優勝を決めたときの城島健司[投手はロドニー・ペドラザ]


 平成以降(1989年以降)の両リーグ優勝チームの最多出場捕手のチーム試合数における割合を比較したところ、90〜2000年代のセ・リーグでは明らかに「捕手固定」の優勝チームが多かった。

 92、93年と連覇したヤクルトが94年に4位に転落したのは古田敦也が負傷で長期離脱した影響と言われており・・・

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