プロ野球90年の歴史を彩ってきた守備の花形・遊撃手。どのチームにも球団史を代表するショートの名選手が存在するが、ここでは週刊ベースボール編集部の各担当が、その球団の歴代遊撃手5人を厳選。守備力は数値で測りにくいため、打撃成績などを含めた総合的な印象度からピックアップした。2004年限りで消滅した近鉄を含む13球団から計65人の遊撃手の勇姿をじっくりとご覧いただきたい。 【No.1】田中幸雄 総合力No.1“ミスターファイターズ”
遊撃で通算1356試合出場を誇る“ミスターファイターズ”。通算2012安打、287本塁打と強打のイメージが強いが、1995年に339守備機会連続無失策のパ・リーグ記録を樹立し、5度のゴールデン・グラブ賞に輝くなど強肩を生かした守備力も卓越していた。
【No.2】金子誠 球界屈指の守備職人
6年間は正二塁手だったが、田中幸雄の三塁コンバートで2002年から11年間遊撃のレギュラーを務めた。
田中賢介との二遊間は・・・
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