立命大4年時にプロ志望届提出も、ドラフト当日に名前が呼ばれることはなかった。社会人1年目は「世界一」に貢献。飛躍のシーズンを経て、ドラフト解禁の入社2年目を待つ。 写真=矢野寿明 
50メートル走6秒5、遠投110メートル。持ち前の身体能力を投球に存分に生かしている
国際舞台で持ち味発揮
磨き続けたスライダーを信じて、ドラフト指名漏れの悔しさを晴らす1年に挑む。「スライダーが生命線なので、これは誰にも負けられない」。日本生命・
谷脇弘起は、立命大時代にリーグ通算8勝を挙げて注目を集めた最速151キロの本格派右腕だ。4年春のリーグ戦では34回2/3で35奪三振を数えたように、スライダーを勝負球としながら、高い奪三振率を誇ってきた。しかし、昨秋にプロ志望届を提出したものの吉報は届かず、社会人野球の名門に進んだ。
自信を持つスライダーは、社会人相手にも通用している。今年9月に中国で開催された第5回 WBSC U-23ワールドカップに日本代表として出場。ベネズエラとのスー
パーラウンド初戦の先発投手を任されて・・・
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