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2024年プロ野球ペナントレース総括

<FARM RESULT 2024>ファーム日本選手権 DeNAが球団初のファーム日本一に輝く

 

今年のファームは両リーグともに大混戦だった。イースタンは巨人西武と三つ巴を制してDeNAが優勝。実に42年ぶりで4度目の頂点だった。ウエスタンは中日が先にマジックを点灯させたものの、ソフトバンクが追い上げて逆転。2年連続15度目の優勝を決めた。日本一をかけた戦いは宮崎で開催され、DeNAは育成ドラフト4位ルーキーの庄司陽斗、ソフトバンクはウエスタン最多10勝の前田純が先発。4回に益子京右の右前適時打で2点を先制したDeNAがマイク・フォードの2打席連続アーチを含む攻撃でリードを6点に広げて勝負を決定づけた。


◇10月5日(土)◎ひなたサンマリンスタジアム宮崎
□試合時間3時間5分 □入場者4,193人

[デ]○庄司、石川達也三嶋一輝森唯斗-益子
[ソ]●前田純、三浦銀二中村亮太古川侑利渡邊佑樹岩井俊介-谷川原健太嶺井博希
[本塁打]Deフォード(6回2ラン=三浦、7回ソロ=中村亮)、H廣瀬(9回2ラン=森唯)


写真中がMVPの庄司、左が優秀選手賞のM.フォード、右が廣瀬隆太


■イースタン・リーグ勝敗表

■ウエスタン・リーグ勝敗表

■イースタン・リーグ打撃10傑(△は左打ち、□は両打)

※規定打席=チーム試合数×2.7[端数は四捨五入]


■イースタン・リーグ投手5傑(△は左投げ)

※規定投球回=チーム試合数×0.8[端数は最も近い1/3の値に切り捨てまたは切り上げ]


■ウエスタン・リーグ打撃10傑(△は左打ち)

※規定打席=チーム試合数×2.7[端数は四捨五入]


■ウエスタン・リーグ投手5傑(△は左投げ)

※規定投球回=チーム試合数×0.8[端数は最も近い1/3の値に切り捨てまたは切り上げ]


■表彰選手

イースタン首位打者に輝いた知念大成[オイシックス]。24歳のスピードスター


フレッシュオールスターゲーム イースタンが快勝で通算23勝目


 兵庫では1977年の西宮開催以来47年ぶり、姫路では初の開催となった。試合は全イが2ケタ安打の猛攻、投げても9人の継投で完封リレーと7対0で快勝した。MVPに選ばれたのは2安打4打点をマークした地元兵庫県出身の橋本星哉(ヤクルト)。2年目の今季、5月に育成から支配下に登録されたばかり。「地元ということでファンの皆さんにすごく力をもらいました」と受賞の喜びを語った。優秀選手は3回に先制ソロ本塁打を放った石上泰輝(DeNA)と7回に3点目の本塁打を放った進藤勇也(日本ハム)が選出された。

地元でうれしいMVPの橋本。仲間とハイタッチ


◇7月20日(土)◎ウインク球場(姫路市立姫路球場)
□試合時間2時間24分 □入場者11,080人

[ウ]前田悠伍(H)、土生翔太(D)、●川瀬堅斗(B)、斉藤優汰(C)、杉田健(C)、早川太貴(V)、椎葉剛(T)前田純(H)-堀柊那(B)、高木翔斗(C)、中川勇斗(T)
[イ]坂井陽翔(E)、吉野光樹(De)、○森下瑠大(De)、田中晴也(M)、上田大河(L)、上村知輝(A)、松本健吾(S)、京本眞(G)、松浦慶斗(F)-安田悠馬(E)、進藤(F)
[本塁打]石上(De)3回ソロ=川瀬、進藤(F)7回ソロ=椎葉

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