週刊ベースボールONLINE

日米野球殿堂入り特集 誉れ高きレジェンド イチロー

<イチローの功績・MLB編>唯一無二の背番号51 メジャーの常識変えた独創性あふれるスタイル

 

2001年に海を渡り、マリナーズ、ヤンキース、マーリンズでプレーして、18年に古巣・マリナーズに復帰。日本開幕戦となった19年3月まで、現役生活を全うした。MLBで残した19年の軌跡。3つの視点からヒットメーカーの生き様が見えてくる。
文=笹田幸嗣 写真=Getty Images
【オリックス編】はこちらから

T-モバイル・パークで殿堂入りの会見を行い、選出への感謝の言葉を口にしたイチロー


【功績6】「99クラブ」の一員に


 イチローがメジャーに残した功績。今回のアメリカ野球殿堂入りの得票率に表れる。99.746%。この数字は歴代最多の652セーブを挙げたマリアノ・リベラ(ヤンキース)の100%、通算3465安打のデレク・ジーター(ヤンキース)の99.748%に次ぐ歴代3番目の高得票率だ。99.32%だったケン・グリフィー・ジュニア(マリナーズほか)とともに『99クラブ』なる言葉も生まれた。殿堂入りを果たした選手は278人。その中で『トップ3』の選手として、イチローの名誉は刻まれるのである。

【功績7】「クリーン」の世界観構築


 海を渡った2001年。メジャーに初めてやってきた日本人野手に対し・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング