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捲土重来 反撃のツバメ軍団

<ROAD TO THE CHAMPION>ヤクルト・旅路は長く険しいけれど

 

2023年は57勝83敗3分け。24年は62勝77敗4分け。現状維持では頂点へと辿り着くことは到底かなわない。求められるのは攻守走すべてにおいてのレベルアップだ。キャンプイン前には、新戦力の台頭を待ち望んだ指揮官。鍛錬に励んだ選手の姿は、その目にどう映っていたのか。

長岡[左端]ら主力の頑張りだけではV奪還は厳しいもの。西村[中央]、伊藤[右]をはじめ、新たな戦力の台頭が待たれる[写真=宮原和也]


 指揮官の表情は苦い。2月24日、楽天との練習試合(浦添)を6対8で敗戦。沖縄での対外試合6戦を終えた高津臣吾監督の総括は「やることがたくさんある」だった。併殺を取り切れない、ベースカバーに遅れてしまう、盗塁の場面でスタートが切れない。2勝4敗の結果以上に、ワンプレーの精度に対する不満が募った。

 頂点への旅路は長く険しい。連覇を狙う王者・巨人は・・・

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