日本の最先端を走る北の大地のボールパークだ。開業3年目、世界中にある約6000個の球場・スタジアムの中から「最大の連続したガラスファサード」としてギネスに認定された。競技場としての役割を超え、「一見に値する建築物」としてエスコンフィールドが認められた瞬間である。 取材・文=佐野知香 写真=川口洋邦 今年、エスコンフィールドHOKKAIDOが『スタジアムにおける最大の連続したガラスファサード(外観)』としてギネス記録に認定された。大林組とともにエスコンフィールドの設計を行ったアメリカの大手設計事務所HKSは、過去にもテキサス州
アーリントンにあるAT&Tスタジアムや、ミネソタ州ミネアポリスにあるUSバンク・スタジアムなど、ガラスウォールを特徴としたスタジアムの設計を手掛けている。そうした球場の中で、エスコンフィールドはガラスウォール認定面積が7241.7平方メートルとして世界最大であることが認められた。
円形の球場に丸みを帯びた屋根が一般的である日本のドーム球場において・・・
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