伝統の球団が新たな二軍本拠地をオープンした。進化を続けるファーム球場の今をご紹介していこう。街づくりの中核となっていく、巨人の「ジャイアンツタウンスタジアム」だ。 写真=大賀章好、BBM ファーム球場の域にとどまらない、最先端の球場が誕生した。
阿部慎之助監督の「初めて見たときは本当にびっくりした。素晴らしかったし、感動したし、うらやましさもあった」というジャイアンツタウンスタジアムに対する賛辞は、決して大げさなものではない。
新球場の両翼100メートル、中堅122メートルというグラウンドの広さや外野フェンスの高さなどは一軍の本拠地である東京ドームと同じ規格。もちろん屋外と屋内という違いこそあるものの、一軍本拠地でのプレーをイメージしやすくなる利点がある。ジャイアンツ寮やトレーニング棟が併設されたジャイアンツ球場とは徒歩15分ほどの距離にあり、育成環境はさらに充実、整備されることになる。
ファンにとってもうれしい球場だ。観客と選手の距離が近い球場というのがコンセプトのひとつで、一塁側・三塁側グラウンドには東京ドームと同様にエキサイトシートが設置。球場を一周できるコンコースも大きな特長で・・・
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