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<鯉戦記>広島・序盤戦ハイライト【投手編】 にじみ出る指揮官の狙い

 

チーム防御率2.31はリーグ2位の好成績だ。先発、リリーフともに最大限の力を発揮できるように手を打つ指揮官。しっかりとした狙いを持って、投手陣を運用している。
写真=BBM ※成績は5月25日現在

5月14日の巨人戦[マツダ広島]で今季初セーブを挙げたハーン


 守護神の8回投入──。新井貴浩監督の采配に、マツダ広島がどよめいた。5月14日の巨人戦、2点リードの8回に栗林良吏がマウンドに向かった。9回を託されたハーンは、3四球と制球は乱したが、無失点で今季初セーブ。試合後、指揮官は「彼に100%背負わせるのではなしに、2人でやっていく」と、説明した。8回を3者凡退に抑えた背番号20は「まだ勝ちの場面で投げさせてもらえることに感謝して、しっかり結果を出せるように」と、静かに受け止めた。

 その前日に、指揮官は栗林とハーンに併用の方針を伝えていた。栗林には「いずれは自分の力で9回を取り戻せよ」という言葉を加えた。今季まだ無敗ではあったが、4月5日のDeNA戦(マツダ広島)で・・・

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