DeNAの主砲・牧秀悟のインタビューに続いて、他球団の選手たちにも同じように、バットに対する好み、こだわりを聞いてみよう。自分にしか分からない“感覚”がそこにある。 写真=BBM ※カッコ内は左から、所属球団/登録ポジション/投打 
スーパースターだった長嶋茂雄[巨人]は牛骨でバットをていねいに磨いた。球場のロッカーと自宅に牛骨を欠かしたことはないという
紅林弘太郎 バットを長くして遠心力を使えるように
「3年ぐらい前にバット工場に行かせていただき、そこから一度もバットを変えていません。長さは87センチ、重さは870〜880グラムです。操作性に加えて、バットを長くして遠心力を使えるようにしたい。山川(
山川穂高・
ソフトバンク)さんのバットを持つ機会があり、長いほうがいいと思ったのがきっかけでもあります。打球を遠くに飛ばすためには、ヘッドの重さを扱うことも大切というのが僕の考え。ノックバットのように扱えるのが理想です。
形状は近藤(
近藤健介・ソフトバンク)さんと同じ。芯が太く、芯に当たる面積が増えるので、より一発でとらえられるようになったと実感しています。今までは担当の方にバットを頼めば届くと思っていましたけど、その裏にはミリ単位まで調整して一本一本、丁寧につくってくれる職人の方がいる。日ごろから手入れを忘れず、大切に使おうと思っています」
中村晃 軽過ぎても難しく、重みも利用して打ちたい
「入団したときにAタイプから始まってRタイプまできましたが・・・
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