長嶋茂雄さん訃報に、悲しみが広がっている。野球界以外からも追悼の声。昭和、戦後を象徴とする存在。国民から愛されたヒーローだった。 山口寿一(巨人オーナー) 「悲報に接し、言葉が見つかりません。子どものころ、ジャイアンツとは長嶋さんのチームでした。その思いは今も変わりません。『燃える男』の勝負強さと、太陽のような明るさ。高度成長の時代を体現したスーパースターであり、野球界を牽引(けんいん)した『ミスタープロ野球』でした。病に倒れられた後も野球への情熱は衰えることがなく、監督、コーチ、選手を激励してくださいました。志は、後輩たちが確実に受け継いでいきます」
原辰徳(巨人前監督) 「勝負に厳しく、人に優しく、誰からも愛される方でした。私にとって、長嶋さんは憧れで、野球というスポーツの象徴でもあり、神様のような存在でした。私の中で長嶋さんはいつも燦然と輝き、選手、コーチ、監督、すべての立場で最も影響を受けました。残念ですが、現実を受け止めるしかありません。ご冥福をお祈りいたします」
阿部慎之助(巨人監督) 「突然の訃報に驚くばかりです。入団時から私を導き、育てていただきました。監督になってからも温かく、厳しく、支えていただきました。私たちにできるのは勝利を届けることだけです。心よりご冥福をお祈りいたします」
坂本勇人(巨人) 「今朝、話を聞いてとても驚きました。一昨年、僕が不調の時に東京ドームまで来てくださってスイングルームでスイングを見ていただいたり、『お前はいつまでもジャイアンツのリーダーでいなきゃいけない』と言っていただいたことが心に残っています。これまでの巨人軍を・・・
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