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ミスタープロ野球 長嶋茂雄追悼号

<指揮官の肖像/2001年>燃える男・長嶋茂雄の軌跡【監督編】 背番号『3』のユニフォームに別れ

 

9月30日の横浜戦がラストゲーム。笑顔で締めた


「今度は周りの挑戦を受けて立つ気持ちで、腰を落ち着け『王道』を意識してやっていきたい」。長嶋監督の就任9年目、2001年シーズンを指揮した。開幕から投手陣が崩れ、苦しい幕開け。桑田真澄上原浩治工藤公康ダレル・メイ斎藤雅樹と故障者が続出。5月1日の中日戦(東京ドーム)では0対17の球団史上ワースト記録となる完封負けを喫した。

 6月28日の中日戦(札幌ドーム)に6対0で勝利し監督通算1000勝。この日、次世代エース・上原が快投を見せた。ヤクルトと最後まで首位争いを展開するも、2年連続でのペナントを逃す結末に……。2位でシーズンを終えることとなった。

 9月28日、午後4時30分に東京都内のホテルに設けられた会見場で・・・

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