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2025ライオンズ特集 奇跡を呼ぶミラクル元年!

<ライオンズ愛を紡ぐ>ウエンツ瑛士「西武の魅力は『仲良しでやんちゃ』どんなときでもそれがカラーとしてある」

 

ファンとしてライオンズを応援し続けているウエンツ瑛士さん。今年は開幕戦の始球式を務め、今シーズンの活躍を後押しした。ウエンツさんが見たチームの魅力とは何なのか。ライオンズ愛を存分に語ってもらう。
取材・文=菅井真凜

3月28日の開幕戦で18年ぶりに始球式を務めた[写真=BBM]


 僕の中には常に「西口待望論」がありました。現役時代も含めて西口文也さんを応援していましたし、監督になるまでの下積み時代もなんとなく知っていました。昔から仲良くさせていただいていて距離が近いので、もはや采配がどうこうという目線では見られなくなっていて。早く監督になってほしいという願いと、監督になってからは長いことやってほしいなぁという思いが強くあります。ほんとに大変な時期に監督に就任したなと思うんですけど、勝敗うんぬんよりも西口さんの笑顔を見られる瞬間が多いのはうれしいです。それとは別で、ファンとして西武に勝ってほしいという気持ちがあり、今までとはちょっと違う視点から見ていましたね。

 印象に残っている試合といえば、渡辺久信監督1年目の2008年、巨人との日本シリーズ。西口さんが第7戦で先発するということで、東京ドームに見に行ったんです。8回に同点のホームを踏んだ片岡易之(現片岡保幸)さんがデッドボールをくらって、大きくガッツポーズをして一塁に走っていく場面は今も覚えています。ずっと応援していましたが、ファンになってから一番コミットして応援し続けた期間での初めての日本一だったので、すごくうれしかったです。あの日本一は別格でした。

 そのあとに祝勝会みたいなのがあったんですけど、東尾修さんに・・・

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