7月21日に前半戦89試合を終えたが、今季の日本ハムは随所に強さを見せつけている。そこで、編集部が独自に前半戦の名ゲームを選出。投手陣の好投や野手陣の好打が光るゲームはもちろんのこと、チームの流れを良い方向に持ち込むきっかけをつくった試合など、7試合を厳選。 3月30日 対西武(ベルーナ)7-5
野村佑希2打席連続本塁打 開幕カード3連勝で首位スタート 開幕カードを3連勝で飾り、2025年シーズンの始まりに勢いをつけた。初回二死二塁の場面。
新庄剛志監督に指名され、開幕から四番に座っている野村佑希が左中間へ二塁打を放ち先制。その裏に一度同点に追いつかれるが、勝ち越し点も野村のバットだった。3回表一死一、二塁のチャンスで、左中間に3ランを放つ。その後も野村の打棒は止まらない。5回二死二塁の場面でも、初球の内角気味に入ったカットボールをとらえ、左中間に2ランを放って、
西武の先発・
高橋光成を打ち崩した。野村はこの日、2打席連続本塁打だけでなく、全7得点のうち6得点を一人でたたき出し、打撃で勝利に大きく貢献。四番の責務を全うする戦いで西武をスイープし、首位発進と上々の滑り出しとなった。
5月10日 対楽天(エスコンF)8-7
両チームに満塁弾が飛び出すルーズヴェルトゲームで勝利 3回までに3点を先制し、ゲームを有利に進められるようにも見えた4回。先発の
加藤貴之が2点を奪われ、1点差に迫られると、
楽天・
村林一輝に満塁弾を浴びて逆転を許す。ここで楽天に流れが傾くかと思われた。しかし・・・
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