勝ち抜いた者にしか立つことが許されない甲子園。高校時代、そこを目指していても叶わなかった選手のほうが多いだろう。それでも現在ではプロの世界で活躍する選手も多数いる。そんな選手たちが今、あらためて振り返る高校野球、そして甲子園とは、どんなものだったのだろうか。 【パ・リーグ編】はこちら 大島洋平 自分で決断した縁を大切に
愛知・享栄2003年度卒 「僕の野球人生は人との出会い、出来事を含め、縁がすべて。その意味で甲子園には縁がなかった、それだけのことです。享栄と東邦、愛工大名電から練習参加を含めて声を掛けていただきました。東邦は学校側のスケジュールの都合で参加できず、柴垣旭延さん(当時監督)の人柄で享栄に決めました。高校時代、僕が選ばなかった東邦、愛工大名電は甲子園に出場していますが、享栄は自分が選んだ学校ですから後悔はまったくありません。この春、野球をやっている長男が越境入学で群馬へ行きました。長男には自分で進学先を決めさせました。大切なのは甲子園に出場することではなく、自分で決断し、そこでできた縁を大切にしていくことだと思います」
末包昇大 練習の日々で基礎体力向上
「甲子園は目標ではありましたが、あまりイメージできていなかったですね。目指してはいましたけど・・・
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