1950年から昨年までの75年間でシーズン規定打席に到達した延べ4665人のシーズン打撃成績のデータを集計した。3割打者の人数は延べ1160人だったので、規定打席に到達すれば、平均4人に1人は3割打者なのだ。以下、さまざまな角度からの「ランキング」を算出。「3割打者」の奥深さが見えてくるかも? 【Part.1】はこちら 【3割打者最多輩出チーム】6人の3割打者が並んだ恐怖の「ダイハード打線」
■6人……2003年のダイエー 同一チームから同時に「規定打席以上の3割打者」を最も多く輩出したのは、2003年に優勝したダイエー(現
ソフトバンク)。首位打者こそ打率.360の
小笠原道大(
日本ハム)が獲得したが、ダイエーからは3割打者が史上唯一の6人も出た。チーム打率.297(ほとんど3割!)もNPB記録だ。なお、この年のパ・リーグ全体の平均打率.276は歴代2位(1位は04年のパ・リーグの.278)で、3割打者19人も歴代2位(1位は04年のセ・リーグの21人)だった。次いで、3割打者を5人輩出したチームは過去に5例あり、1987年の
巨人(
篠塚和典、
吉村禎章、
中畑清、
原辰徳、
クロマティ)、96年の
広島(
江藤智、
西山秀二、
前田智徳、
ルイス・ロペス、
金本知憲)、2010年の
阪神(
平野恵一、
マートン、
新井貴浩、城島健司、
鳥谷敬)、14年の
ヤクルト(
山田哲人、
雄平、
畠山和洋、
川端慎吾、
バレンティン)、14年のソフトバンク(
柳田悠岐、
中村晃、
内川聖一、
李大浩、
長谷川勇也)・・・
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