1950年から昨年までの75年間でシーズン規定打席に到達した延べ4665人のシーズン打撃成績のデータを集計した。3割打者の人数は延べ1160人だったので、規定打席に到達すれば、平均4人に1人は3割打者なのだ。以下、さまざまな角度からの「ランキング」を算出。「3割打者」の奥深さが見えてくるかも? 【Part.2】はこちら 【左右・両打別▼打率上位10傑】右打者よりも左打者が有利なのは数字が実証している?
■左打者 打者を左、右、スイッチヒッターに分けた上でそれぞれの打率ベスト10を集計した。左の
イチロー(
オリックス)が2度の3割8分超え、右の
落合博満(
ロッテ)が2度の3割6分超えを果たしているのが光る。延べ1160人の3割打者の内訳は左555人、右547人、スイッチ58人で左と右がほぼ同数だが、範囲を規定打席到達者に拡大すると左1601人(平均打率.287)、右2867人(平均打率.273)、スイッチヒッター197人(平均打率.283)なので、規定打席到達者に占める3割打者の割合は左が34.7%、右は19.1%、スイッチヒッターが29.4%。やはり一塁に近い左打席は有利だ。
ちなみに、規定打席以上のシーズン最低打率は・・・
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