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阪神優勝物語 歓喜のシーズンをPLAY BACK

<虎フィーバー回顧>週べで振り返る85V あふれ出す21年分の喜び 虎ファンはみな狂喜乱舞

 

1985年10月16日に敵地・神宮球場でリーグ優勝を果たした阪神。2リーグ制となってからは64年以来21年ぶりの歓喜ということもあり、大阪の街は熱気の渦に包まれた。当時のファンの熱狂ぶりを、週刊ベースボール85年11月4日号から振り返る。
写真=BBM

週刊ベースボール85年11月4日号124-125ページ


熱気が広がる大阪の街


 果たしてリーグ優勝を決めたあとの大阪の街は、どのような状況だったのか。

 関西テレビの平均視聴率は57%、優勝が決まった22時前後の瞬間視聴率は74.6%にも及んだ。これは関西地区の民放新記録であり、点いていたテレビのほとんどが阪神優勝の瞬間を視聴したことになる。また、民放では朝まで阪神優勝特番が続き、虎フィーバーがテレビ中継からも伝わってきた。

 優勝決定後は、テレビ中継で優勝の瞬間を見ていた人たちが、大阪の街にあふれ出して大騒ぎ。一気に興奮のるつぼと化した。国鉄(現JR)大阪駅正面道路の向かいにある阪神百貨店の前には、1000人以上のファンが集まり、Vのくす玉割りを待っていた。くす玉にここまでの人数が集まるのも、優勝の影響だろう。22時30分にくす玉が割られて紙吹雪が舞うと、大歓声が響き渡る。

 小雨がぱらつき始めても、そんなものは気にしない。人の輪はますます増える一方。曽根崎警察による警備も今宵は効果を発揮しない。そのうちに六甲おろしの合唱が始まり、一番が終わると、バッターボックスに入った選手に行う掛け声も行った。大きな声はあたりに響き渡り・・・

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