最注目のスラッガーにアクシデントが発生した。ケガにより今秋のリーグ戦は開幕に間に合わず、ベンチで声を出しながら、仲間の活躍を見てきた。グラウンドで戦えない期間、その眼に何が映っていたのか。 文=小林篤 写真=矢野寿明 
立石正広[創価大/内野手]
ベンチからの景色
夏の暑さがピークに達していた8月初め。創価大の立石正広は離脱を余儀なくされた。
「スライディングをしたときに、ひねってしまって……」
オープン戦で走塁時に右足首を負傷した。診断は靭帯損傷。一時は松葉杖を使用する状態だった。9月に入っても全体練習には入ることができず、別メニュー調整。これまでの野球人生において、突発的なケガによる長期離脱は初めてのことだ。
東京新大学連盟の秋季リーグが開幕したのは9月3日。流通経大を迎えての開幕カードだったが・・・
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