今年のセ・リーグは阪神が史上最速優勝を決め、勝率5割を下回るチームが出場する可能性もあったことで、再燃したクライマックスシリーズ制度問題。「リーグ覇者が日本シリーズに出場するべき」というCS以前の制度を推す声もあるが、「消化試合が減って最後までリーグを楽しめる」という理由からCS制度を支持する声も大きい。ここでは週刊ベースボール誌面でも活躍する評論家の方たちにCS制度について賛成か反対か聞こうとしたが、全員が基本的には賛成というスタンスだった。そこでどのようにすれば多くの人が納得して楽しめる制度になるのか、その意見を聞いた。 [注]CS経験の2ケタ数字は年、[]内数字はリーグ順位、[]内数字後ろは突=CS突破、F=ファイナル敗退、1=ファースト敗退。※はコーチ兼任 伊原春樹の提案「出場条件は5割 前期後期制の復活も面白い」

伊原春樹[1949年生まれ]
【CS経験】巨人コーチ(07[1]F、08・09[1]突、10[3]F)
CS制度に賛成ではあるが、条件を厳しくしたほうがいい。今年のセ・リーグは阪神が優勝した時点で2位以下の勝率が5割に満たなかった。たとえ2位、3位に入ったとしても勝率5割に達していないチームにはCS進出の権利をはく奪したほうがいいだろう。万が一、そんなチームがCS、日本シリーズを勝ち抜いて日本一となったらファンも困惑するだけだ。
それと1973年から82年までパ・リーグで採用していた前後期を復活させても面白いと思う。シーズンを半分に分けて、それぞれで順位を決める。たとえ前期で最下位になっても、後期で挽回のチャンスがあるからファンも応援のしがいがある。プレーオフはまず前期1位と後期2位、後期1位、前期2位が5回戦制で戦い、それぞれの勝者が日本シリーズ出場をかけて7回戦制で激突する。
このような制度でもシーズンから日本シリーズ進出チームが決まるまで、ファンを熱狂させ続けることができるのではないだろうか。
平野謙の提案「アドバンテージは現状維持も出場条件は勝率5割以上」
賛成か反対かではなく、継続か廃止かと考えるなら、それは・・・
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