ドライチの称号は毎年12人にしか与えられない。球団からの最大級の評価であり、選手にはこれ以上ない名誉だろう。 写真=上野弘明 
小学校4年時に父・真一さんが他界。母・七恵さんが育て、この日を迎えた。10月23日は18歳の誕生日だった
母と子で過ごした忘れられない「10.23」
ちょうど、1年前に話を聞いた。県大会3回戦で敗退し、体力づくりに励んでいた。室内練習場の前で一人、入念な体幹トレーニング。意識の高さを感じた。
1年後に控えたドラフトについて「支配下で行きたいです」と、自嘲気味に話した。2年生の5月末に153キロを計測。あまりに遠慮気味かと思い、再確認すると「1位で行きたいですが、3位以内でしょう」と胸の内を明かした。
とにかく、
藤川敦也にはなんとしても、高卒でプロ入りしなければいけない事情があった。「敦也」はレジェンド捕手・
古田敦也氏(元
ヤクルト)に由来する。「父親が古田さんのファンでした。選手としてはもちろんですが、グラウンド外ではプロ野球選手会会長、選手兼任監督も務め、人格も素晴らしい」。東海大五高の右腕エースだった父・真一さんは、藤川が小学4年時に他界した。母・七恵さんに育てられ・・・
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