ウエーバー方式で指名されたドラフト2位の選手。各球団の最高評価は得られなかったものの、1位に匹敵するだけの実力者たちばかりなのは間違いない。もっとも入団後は順位など関係ない実力の世界。 取材・文=中野聖己 写真=藤井勝治 
指名に目を赤らめて喜び、色紙には「感謝」と書き込んだ。左腕ながら字を書くのも箸を持つのも右
少し上を見上げ、深呼吸しながら、運命の瞬間を待った。チームメートの小島大河が公言どおり
西武から1位指名を受け、競合による3度の抽選を経て、ついに12球団最後となる
日本ハムの1位指名。モニターから聞こえてきた名前は隣に座る大川慈英だった。
「大川も横でびっくりしていたので、自分も早く呼ばれたいと思っていました」
2人がテレビインタビューのスタンバイをしている瞬間、ついに・・・
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