ドライチの称号は毎年12人にしか与えられない。球団からの最大級の評価であり、選手にはこれ以上ない名誉だろう。 取材・文=馬場遼 写真=宮原和也 
自分自身を過信せず、常に足下を見つめて練習を積み重ねてきた結果、花園大初のNPB選手となった
今夏以降に評価を上げ上位候補として注目
京滋大学野球連盟に所属する花園大から初のNPB選手が誕生。「プロ野球選手になるために花園大に来たので、自分が初めて選んでいただいてうれしいです」とすがすがしい表情で語った。
最速156キロの本格派右腕。今夏以降に大きく評価を上げ、上位候補に名前が挙げられるようになった。とはいえ、本人はどうしても不安に感じるもの。ドラフト会議前日はあまり眠れず、同じリーグのライバルかつ友人の佛教大・
赤木晴哉(
広島5位)と夜中の3時までLINEで互いの気持ちをぶつけ合った。
フタを開けてみれば、「まさか呼ばれるとは思っていませんでした」と本人も驚きの1位指名。「素直にうれしかったです」と屈託ない笑顔で指名された瞬間の心境を語った。
滋賀の県立校・水口高には・・・
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