週刊ベースボールONLINE

2025ドラフト総決算 ドラフト2位の実力者たち

【阪神2位】谷端将伍(日大/内野手) 広角に対応できる高い打撃 フルスイングが魅力の二塁手「1年目は開幕一軍で新人王、長く野球をしたいので2000本安打も目標です」

 

ウエーバー方式で指名されたドラフト2位の選手。各球団の最高評価は得られなかったものの、1位に匹敵するだけの実力者たちばかりなのは間違いない。もっとも入団後は順位など関係ない実力の世界。
取材・文・写真=佐野知香

「ワクワクもあるけど厳しい世界なので」と谷端。シュアで勝負強い打撃でレギュラーの座をつかむ


 運命が決まるドラフト会議が始まった時刻は、東都二部リーグの専大との試合の真っ最中だった。片岡昭吾監督からは冗談めかして「この日は試合に出なくてもいいだろう?」と言われていたが、「最後までちゃんと後輩たちに残していくため」と、チームの主軸として変わらずグラウンドに立つことを自ら決めた。日大は1対5で敗れたが、谷端はバットを折りながらもヘッドスライディングで内野安打をもぎ取るなど3安打1打点。二塁守備でも頭上を越える安打性の打球をジャンピングキャッチするなど好プレーを見せた。

 試合後はすぐさま等々力球場の三塁側ブルペンにつくられた会見会場に・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング