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<秋のインタビュー祭り 新監督編>ロッテ・サブロー監督インタビュー 最下位から見つめる未来「チーム再建が、恩返し」

 

8年ぶりの最下位に沈んだロッテの逆襲が始まる。その再建を託されたのは、サブロー新監督。この球団に長く身を置き、勝つ喜びも、負ける悔しさも知り尽くした者だからこそ、秘めたる覚悟がある。宮崎・都城の秋季キャンプでは厳しい猛練習を選手たちに課し、愛するチームの再出発の準備に取り組む新指揮官は、どんな未来を見据えているのか。サブロー新監督に、その胸の内を聞いた。
取材・構成=落合修一 写真=橋田ダワー

ロッテ・サブロー監督


山本功児、バレンタイン、そして原辰徳を目指す


──まずは、新監督就任、おめでとうございます。就任会見でも語っていらっしゃいましたが、監督就任要請を受けて、監督を引き受けようと決めたきっかけや理由を改めて教えてください。

サブロー 大変そうだからです。

──大変そうだから、ですか。

サブロー 要は、今年最下位で終わったチームをまた強くするというのが大変そうということです。言ってみれば、今年は底辺まで下がっちゃったチームなので、それをどう再建していこうかなと。例えば前年度優勝したチームを引き受けるとなると、難しさがまた違うじゃないですか。これ以上成績が悪くなることはないだろうという意味もありますし、ただ、やっぱり弱いとね、僕も長くお世話になった球団なので、ちゃんとそのへんは恩返ししたいなと思っています。

──最下位になったチームを再建することで、恩返し。サブロー監督の野球人生で影響を受けた監督、参考にしたい監督というと、就任会見でもおっしゃっていましたが、やはり山本功児さん(1999年〜2003年のロッテ監督)の名前が挙がりますか。

サブロー 山本功児さんと、ボビー・バレンタインさん(1995年、2004〜09年のロッテ監督)と、原辰徳さん(サブロー監督の現役時代、11年の巨人在籍時の監督)ですね。原さんは、僕はちょっとだけしか一緒にいなかったんですけど、あのカリスマ性は僕にはないものなので、自分にも欲しいなと思います。バレンタイン監督は、それこそ弱いチームを強くする人だったので、僕は選手として接していましたけど、あのとき監督としてはどうやっていたのかなと今なら聞いてみたいです。当時は今でこそ普通ですけど、「統計アナリスト」という役割のスタッフをチームに入れて「最適解」を選ぶ野球をやっていたので。今の時代、同じやり方がそのまま通用するかは分かりませんけど、「勝てる監督」の秘訣は聞いてみたいし、その秘訣を僕も自分のものにしてみたいなと思いますね。

──山本功児さんはいかがでしたか。山本さんが一軍監督に就任する前、打撃コーチや二軍監督だったときから接していましたよね。

サブロー 功児さんは厳しさもあり、優しさもありました。練習は厳しかったですけど・・・

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