阪神・金本をはじめとした実力者たちの現役引退の報が続く2012年。 先週も新たに03、05年の阪神Vに貢献した今岡誠(ロッテ)が引退会見を行い、さらに数々の歴戦の猛者たちが引退セレモニーの舞台へと立った。 それぞれの最後の雄姿の模様をお届けする。 今岡誠[阪神-ロッテ] 山あり谷ありの濃い野球人生 「正直、去年のオフには現役としての区切りはつけていた」。10月5日、スーツ姿で引退会見に臨んだロッテ・今岡誠は、穏やかな表情で打ち明けた。PL学園高から東洋大に進み、97年ドラフトで阪神を逆指名して入団。03年に打率.340で首位打者を、05年には147打点(史上3位)で打点王を獲得。両年のリーグ優勝に貢献するなど、セを代表する強打者に成長した。
だが、持病の「ばね指」が悪化し、生命線だった巧みなバットコントロールが失われてしまう。06年からの4年間は一度も・・・
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