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今週のテーマ

好調・阪神タイガースの不安定な守護神問題

 

6月に入り、巨人を抜きセ・リーグ首位に立った阪神
猛虎打線はリーグ首位の打率、投手陣もリーグ最高の防御率をマーク。
ただ、後半戦に向け気がかりなことも起こっている。
昨年までの“絶対的守護神”の藤川球児がカブスに移籍。
和田豊監督は先発の久保康友を代役に指名。
開幕当初はそれが機能していたが、4月末から6度の救援失敗で二軍降格に。
これからの優勝争いに向け、大きな不安となっている。さあ、阪神首脳陣はどうする!?

クローザー・久保がまさか、失敗の連続で

 目を覆いたくなる惨劇が繰り広げられた。阪神の1点リードで迎えた5月28日の楽天戦(甲子園)の9回。今季クローザーを担ってきた久保康友が、一死からつかまった。銀次に左前安打を許すと、松井稼頭央には右翼線への適時二塁打を浴びる。さらに代打・島内宏明に左中間への適時三塁打を打たれ、逆転を許した。ここまでで早くも6度目となる救援失敗となった。3敗目を喫したクローザーは、翌29日に出場選手登録を抹消された。「調子が良くて、打たれているのは完全に力不足。いい形でつないでもらっているのに、申し訳ない」

 3、4月は11試合に登板し、2勝1敗、防御率0.64の成績を残していた久保だが・・・

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