開幕前は下馬評の低かったロッテだが、次々と新戦力が頭角を現し、5月9日から57日間に渡って首位を保持した。 ところが7月に入ると1分を挟んで6連敗と失速。 昨年もオールスター明けまでパのトップを走っていたが失速しただけに、ここから挽回できるかどうかに注目が集まる。 文=重光晋太郎(スポーツニッポン) 写真=BBM
好不調が表裏一体の若手の積極起用 下馬評を覆すような序盤戦の快進撃と、交流戦明けからの急失速。この極端さこそが今季の「伊東ロッテ」というチームなのだろう。
開幕から2試合連続で延長12回の劇的なサヨナラ勝ち。スタートダッシュはここから始まった。5月9日の
西武戦(QVCマリン)でサヨナラ勝ちを収めて首位に浮上すると、接戦で強さを存分に発揮した戦いで「逆転のロッテ」という言葉が新聞紙上を賑わせた。この戦いぶりは今季から指揮を執る
伊東勤監督の青写真そのものだった。「最後まであきらめない、1点を守り勝つ野球をやっていく」との言葉をチーム全体で体現していったのだ。
好調の原動力となったのは・・・
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