▲QVCマリンのマウンドの感触を確かめる涌井。「マリンは風が強く、一塁方向からの風に背中を押されてセットポジションのときに気になっていた。ほかの投手や里崎さんに対策を聞きたい」
西武からFA移籍でロッテに加わった涌井秀章。近年は不本意な成績に終わっていたが、復活を期して臨む今季は自身の調整に手応えを感じている。 写真=内田孝治 今オフに国内FA権を行使し、西武からロッテへ移籍した涌井秀章が、1月26日にQVCマリンで自主トレを公開した。
近年は先発で結果を残せずにシーズン途中でのリリーフ起用が多くなっていたが、先発での登板機会を求めて移籍を決意しただけに、好成績を残さなければいけない立場。
その自覚は十分で、例年は自主トレでは行っていなかったウエート・トレーニングで下半身を強化するなど、調整は順調だと言う。
キャンプが目前に迫ったこの日は
藤岡貴裕、
益田直也らとともにキャッチボールやノックなど約2時間半のメニューを消化。
練習の合間にはマウンドの感覚を確かめ、「西武ドームより傾斜が高い。傾斜がある方が僕は投げやすい」と適応に自信を見せた。
練習後の会見では「開幕投手に意欲は」という質問も出たが、「候補に挙げられるのは光栄だけど、2年間先発をやっていなかったのでまずは先発ローテにしっかり入ること。1年間投げれば結果はついてくると思う」と目標を定めた。
ここ数年の不調の原因をしっかり把握できている・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン