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2014.4.10 Giants×Carp 東京ドーム
撮影=小山真司

新婚ホヤホヤ相思相愛?

 まるで恋人同士が見つめ合うかのように、穏やかな笑みをたたえて1枚の写真に収まる2人。4月10日、東京ドームでの広島戦で、勢いに乗る赤ヘル軍団を沈黙させた、巨人の1989年生まれ同級生バッテリー・菅野智之小林誠司だ。

 特にルーキーでプロ入り2試合目の先発マスクとなった小林の働きは特筆すべきもの。打っては初の猛打賞でスタンドを沸かせ、守っても初回に菊池涼介、3回に白濱裕太が試みたスチールを“鬼肩”と恐れられる強肩で刺すなど、粘投の菅野を援護した。走者が出るたびに「ランナーだけは任せてくれ」と伝えており、有言実行の2盗塁刺に、「自信を持って、焦らず行けた」と頼もしい。「やりやすさはある」とは菅野の小林評。この日で3勝無敗と勝ち頭の菅野と、ポスト阿部筆頭候補の小林、相思相愛の近未来エースバッテリーなのである。
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