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緊急短期連載・アニキ体制密着
金本監督の評価アップ!北條史也は「何か持っている」

 

 チーム変革は一朝一夕では成し遂げられない。金本知憲監督は、2度目の高知・安芸で、再確認した。

「(重きを置いて見たのは)僕が抜ける前からどれぐらい良くなっているかというところ。特にバッティングを見てたんですけど、正直、あまり変わっていない。これは仕方ないですね。バッティングはそう簡単に、パッと良くなることはない」

 秋季キャンプ第1クールの11月1日から4日まで、現地で指導にあたった。しかし、就任前から決まっていたスケジュールをこなすため、5日から11日まで、キャンプ地を離れた。12日に再び安芸に入り、2日間、選手たちの姿を追ったが、もちろん、短期間で目に見えて上達するほど、甘い世界ではなかった。

 金本監督自身、ドラフト4位で広島に入団し、誰にも負けない量の練習を行い、時間をかけて主砲まで上り詰めた経験を持つ。

「根気よくいかないと。言う方も根気がいるし、やる選手も根気よく。反復練習はどうしても飽きる。飽きずに、続けていった選手が技術をものにする」

 選手としてのキャリアと同様、指導者としても粘り強く取り組んでいくことを、あらためて肝に銘じた・・・

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