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プレミア12総力特集
第4戦・アメリカ戦回顧 緊迫の展開に価値ある一打

 

先発の菅野は初回から制球が定まらず、4回2失点で降板。「自分の精神状態をコントロールできなかった」と反省した



 先発の菅野智之が、まさかの乱調。ボール先行の苦しい投球が続き、初回こそ一死一、三塁のピンチを遊ゴロ併殺で切り抜けたが、2回に六番・マクブライドに先制ソロアーチを許すと、3回にも二番・フレージャーからの3連打で追加点を献上する。「ビッグイニングを作られないようにしたい」と戦前に話していたとおり、4イニングを2回、3回の1失点ずつでしのいだものの、序盤戦の流れを、アメリカに明け渡してしまった。

1対2の5回二死二塁で秋山が右前安打。二走・嶋は一挙にホームを突くが、右翼のアイブナーの好返球に阻まれた



 そんな嫌な空気を振り払ったのが、筒香嘉智の2本の適時打だ。まずは4回、二死二塁から、日本打線が打ちあぐねていたアメリカの先発・グルーブの外角へ逃げる136キロのツーシームを逆らわずに左中間へ二塁打とし、1点差に。さらに相手投手がシモンズ、イブランドと目まぐるしく代わった6回には、一死一、二塁から、「後ろに中田さんがいるので・・・

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