週刊ベースボールONLINE

僕らのオフショット
藤浪晋太郎&梅野隆太郎のオフに密着 趣味は“シーバス釣り”

 

縦ジマのユニフォームと同じくらいアングラー(釣り人)スタイルが様になっている阪神藤浪晋太郎投手と梅野隆太郎捕手。2人のバッテリーが現在夢中になっているターゲットは、ライバルの巨人打線ではなく、全長最大1メートルにもなる「シーバス(スズキ)」だ。シーズンオフの恒例好評企画「僕らのOff SHOT」第1回目は、虎の若手2人の趣味を紹介する
取材・構成=椎屋博幸、写真=前島進(インタビュー)、釣果写真は本人提供

4月ごろから始めたシーバスフィッシング。釣りに魅了され、集めたルアーの数々を披露してくれた。これでもほんの一部だとか



アタリの感触と釣り上げた瞬間が最高!




 2人がシーバス釣りを始めたのは今年の4月のこと。3月のある休日にそろって福原忍選手、福留孝介選手らに誘われ、琵琶湖へブラックバス釣りに出かけた。梅野は高校生、藤浪は中学生のころにバス釣りは経験していた。

釣り場の状況を見ながらすぐにルアーチェンジができるように、これだけの数のルアーをボックスに入れ、ベストの胸ポケットに忍ばせている



藤浪選手が得意とするジグヘッドワーム用の重りのついた針。一番大きくて重い針は15グラム



「また、バス釣りするのもいいな、と思ったんですが、寮(虎風荘)から琵琶湖まで時間が掛かるんです。できれば近場がいいなあ、と」(梅野)

「僕もバス釣りもいいかなと思いました。でも寮が海から近いこともあり、いろいろな釣りを調べてみたら、西宮市内でシーバスが釣れると分かったんです。これならすぐ釣り場に行ける、と。それで2人でシーバス釣りを始めよう、と(笑)」(藤浪)

取材日の朝、梅野選手から送られてきた写真!さあこれから80センチ台のシーバスを釣って、写真を送りますよ!と意気込んだが……



 2人の釣りは、オカッパリ(※オカッパリ=陸から釣りをすること。船などは使用しない)。この釣りの面白さは、釣り場海底の地形や、釣行日の天候、海の状況などを観察。シーバスが捕食しそうな小魚などを想定し、ルアー(疑似餌)を選択。シーバスがいるであろうポイントに投げ、小魚に似た動きをロッド(竿)に与えルアーを動かす。これを見たシーバスが、エサと間違え食いつく。その後、エラ洗い(※エラ洗い=シーバスがルアーを外そうとして、大きく口を開け海面にジャンプしエラを広げ頭を振り逃れようとする動作)というシーバス特有の行動をかいくぐり釣り上げることになる。

 藤浪は、オカッパリを始めてから約2カ月ボウズ(※ボウズ=狙っている魚が1匹も釣れないこと。対象魚以外が釣れてもボウズという)が続いた・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング