入社2年目の昨年、都市対抗の本戦から日本生命の正捕手になった古川昌平。打撃にも磨きをかけ、日本選手権では最高殊勲選手になった。“元気印”の司令塔は今年もチームにとって不可欠な存在を目指す。 「僕は5人兄弟の末っ子なので、子供のころから物おじしないんです」と話す日本生命の古川昌平捕手は、十河章浩監督いわく「チームのムードメーカー的存在」だ。明るい性格を買われ、愛知学院大では主将を務めた経験もある。
この「ムードメーカー」が、昨年の日本選手権では大仕事をやってのけた。5試合で8安打をマークした古川は、毎試合タイムリーを放って計8打点。大会の最高殊勲選手に選ばれた。決勝では1対2で迎えた9回裏、一死一塁で登場した古川は、右前打でつないで試合の流れを変え、同点打と逆転サヨナラ打を呼び込んだ。古川の勝負強さは都市対抗でも光った。本選から正捕手の座をつかんだ古川は・・・
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