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ドラフト目玉 創価大・田中正義の右肩違和感は大丈夫か!?

 

4月23日の共栄大1回戦で右手中指の爪が割れ、2回で降板した田中。交代する直前に、表情をゆがめている。実はこの段階で右肩に違和感があった/写真=矢野寿明


 創価大・岸雅司監督が衝撃の事実を明かしたのは、4月30日(対東京国際大1回戦)の試合後だった。

「春は投げさせない――」

 前カードの共栄大1回戦(4月23日)で先発・田中正義(4年・創価高)は2回で緊急降板。右手中指の爪が割れたことが原因とされたが、顔をゆがめたマウンドでの表情(写真)は“患部”を気にする様子には見えなかった。右肩痛再発?報道陣は試合後、確認に急いだが岸監督、田中本人とも全面否定。しかし、診断結果が出ていない以上、その場で口にできない事情もあったようだ。

 2月上旬、疲労性による右肩違和感を訴えた田中。3月上旬の侍ジャパンの強化試合(対台湾)の招集も見送られ、スロー調整を余儀なくされた。オープン戦も3、5、5、7イニングと徐々に回数を伸ばして、4月5日の開幕戦(対杏林大1回戦)に照準を合わせてきた。同カードで3失点完投、最速151キロをマークして復調を印象づけたが、実は「違和感」が解消されることはなかったという。共栄大1回戦でのアクシデントも重なり、25日に病院へ行くと、右肩関節の炎症が判明。診断結果を受けた、岸監督の冒頭のコメントだったのだ・・・

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