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“魔物”か“女神”か
写真=湯浅芳昭 @8月28日 ソフトバンク-ロッテ(ヤフオクドーム)

 V戦線が混沌としているパ・リーグ。大きな要因の一つが、絶対王者ソフトバンクの足踏みである。そして、そのソフトバンクの本拠地ヤフオクドームでは連日のように勝敗を分ける大きなプレー(ハプニング)が起きている。8月25日にはソフトバンクが1点リードの9回表一死一、二塁から楽天茂木栄五郎が中堅へ低いライナー。これを柳田悠岐がチャージし、スライディングキャッチを試みるも後逸。ランニング3ランとなってソフトバンクは敗退し、129日ぶりの首位陥落となってしまった。

 さらに28日には4対2とリードしていたソフトバンクだが、8回表の守備中に一塁手・内川聖一が打者のロッテ・デスパイネと交錯し、負傷交代(写真)。そのまま逆転負けしてしまった。果たしてヤフオクの女神(魔物?)は、ソフトバンクに微笑もうとしているのか、試練を与えようとしているのか……。
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