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中日・森繁和監督 チーム再建に白羽の矢

 

球団創立80周年の今季、19年ぶりの最下位に沈んだ中日ドラゴンズ。全日程を終えた翌日の9月29日に名古屋市内で会見を開き、シーズン途中に休養、解任となった谷繁元信前監督に代わり、代行監督を務めていた森繁和氏が、正式に監督に就くこととなった。主力流出も噂される今オフ、新監督はどう動くのか。
写真=佐藤彰洋、BBM

会見で抱負を語った森新監督[左]と佐々木球団社長


“つなぎ”として全身全霊


 急転直下の決定だった。小笠原道大二軍監督の昇格が既定路線と見られていた中日の新監督に、今季はヘッドコーチ、そして代行監督を務めた森繁和氏が就任。9月29日に会見を行った。

 席上では森新監督自身「皆さまが言っている人(小笠原二軍監督)が監督になるんだろうと私も思っていた」と明かした。就任の打診があったのは9月25日の阪神戦[ナゴヤドーム]。佐々木崇夫球団社長から監督室に呼ばれて依頼を受けたが、「すぐに返事はできなかった」。しかしシーズン最終カードとなった9月27日、28日の巨人戦[東京ドーム]で再び話を受け、就任を決意した・・・

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