日本ハムの日本一で2016年シーズンが終了。17年のチャンピオンになるべく各チーム、若手を中心にレベルアップを図る秋季キャンプを送った。今回は、その中から編集部が注目した5球団の秋季キャンプリポートをお届けする。各チームとも若手の底上げはできたのか! 秋季キャンプの目的 1.徹底的な体力強化
2.チーム内競争の活性化
若手のベースアップ
「徹底的に鍛え上げたい」
伊東勤監督のそんな言葉によって幕を開けた今年の鴨川秋季キャンプ。例年以上に若手主体のメンバーとなり、
田口昌徳一軍バッテリーコーチら新任のスタッフも含め、一・二軍の垣根を取り払って行われた。
来季へ向けてのチーム作りの第一歩は、徹底した体力強化がメーンテーマの一つ。バックネット裏には今キャンプのスローガン『超!追い込み!!』の旗が掲げられ、キャンプ序盤は練習メニュー表の最後に連日必ず「超・追い込み!」の文字が。紅白戦が始まるまで、午前中は楠貴彦トレーニングコーチと新たに就任した根本淳平二軍トレーニングコーチによって「パワーアップとスピードアップ」をテーマに組まれたスパルタメニューが並び、ハードながらバラエティーに富んだトレーニングで、選手たちを楽しませながらも追い込んでいった。
若手の体力面を中心にしたベースアップがキャンプの表テーマなら、裏テーマは・・・
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