今回は投手部門でパ・リーグの最多勝とセ、パの最多奪三振について触れ、ひとまず、この連載の最終回とする。 まず、パの最多勝、最高勝率であるが、
ソフトバンクの左腕・
和田毅が獲得。もともと勝率が高いタイプで、メジャー挑戦前の2011年も16勝5敗だった。今季は15勝5敗だから、ほぼ同じ。これまで2ケタ勝利が8回、対して2ケタ敗戦は1度のみの“負けない男”が帰ってきたと言っていいだろう。
個々の数字を見ると、奪三振、与四球もさほど変化はないが、被本塁打だけは11年の7本からリーグ最多の22本と3倍以上になっている。要因としては“飛ばないボール”だった当時との違い、本拠地ヤフオクドームにホームランテラスが設置されたこともある。11年はリーグ全体で454本塁打に対し、今季は628本。ソフトバンクにだけを見ても90本から114本と大幅に増えている。ただ、そうは言っても・・・
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