高橋由伸監督[左]に帽子をかぶせてもらい笑顔を見せる
北の大地を自由奔放に駆け抜けた、チャラくて(演じていた部分もあった)、やんちゃな
陽岱鋼の姿はそこにはなかった。12月19日、都内ホテルで
巨人入団会見を行った陽は、ボルドーのスーツにエンジのネクタイを締め、巨人仕様の黒髪ショートのヘアスタイルで登壇。
日本ハム時代よりも精悍さを増した台湾のスターは、日台合わせて50人を超える報道陣を前に緊張感をにじませながら、新天地にかける想いを語った。
「優勝するために君の力が必要と言われた。まずチームの成績を一番に考えてプレーしたいと思います」
日本ハムからFA宣言していた陽に対しては、
オリックスなどが獲得に向けて具体的条件を提示していたが、巨人は当初の3年総額10億円超から5年総額15億円超に条件を上方修正。FA選手への5年契約は、NPB内では最長タイで、台湾でも絶大な人気を誇る老舗球団が見せた誠意に陽も心を動かされたという。
中堅は巨人にとって今オフの補強ポイントの1つ。また、打撃面でも一、三番を任せられる陽は、得点力不足解消を図る上でも最適な人材だった。同席した高橋由伸監督も・・・
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