秋に有終の美を飾るために――。現在、選手たちは春季キャンプで日々汗を流している。選手のレベルアップはもちろん、栄冠を手に入れるためには、チームにある課題をクリアしなければいけない。果たして各球団、優勝への障壁は何か?そして、それを打ち破ることができるのか。今特集で12球団の優勝への最大課題を取り上げ、それに対して球団がどのような取り組みをしているのか見ていこう。 ※「課題クリア難易度」は実際にその課題をキャンプ中に克服する難しさを表す。100に近づくほど、その難度は高くなる。 Vへの最大ポイント・ポスト黒田 課題クリア難易度80
2月4日にシート打撃に登板した大瀬良。侍戦士を相手に好投を披露した/写真=川口洋邦
■大ベテランが抜けた穴を多士済々の若手がカバー 単なるマイナス10勝にはとどまらない。昨季、日本球界復帰から2年連続の2ケタ勝利を挙げ、日米通算200勝を達成した
黒田博樹。自身の勝利だけではなく、悩める選手にアドバイスを送り、黙々と練習に励む姿を見せることで、周囲にも大きなプラスをもたらしていた。
その百戦錬磨の大ベテランは昨季限りで引退。背番号15が抜けた大きな穴をどうやって埋めるかが今季、
広島が抱える最大の課題だ。
先発の柱となるのは昨季に・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン