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優勝へ、この課題をクリアせよ!

中日 吉見一起、大野雄大、若松駿太3投手で計35勝が最低限

 

秋に有終の美を飾るために――。現在、選手たちは春季キャンプで日々汗を流している。選手のレベルアップはもちろん、栄冠を手に入れるためには、チームにある課題をクリアしなければいけない。果たして各球団、優勝への障壁は何か?そして、それを打ち破ることができるのか。今特集で12球団の優勝への最大課題を取り上げ、それに対して球団がどのような取り組みをしているのか見ていこう。
※「課題クリア難易度」は実際にその課題をキャンプ中に克服する難しさを表す。100に近づくほど、その難度は高くなる。

Vへの最大ポイント・先発3本柱 課題クリア難易度80


先発ローテ死守が求められる吉見、大野、若松[左から]/写真=榎本郁也


■定まらない先発が低迷の大きな要因に

 昨季、4年連続Bクラス、19年ぶり最下位と屈辱にまみれた中日。破壊力不足の打線、定まらない正捕手など課題は多いが、低迷の最大の要因となったのが2ケタ勝利、規定投球回到達がともにゼロに終わった先発投手だ。

 2016年のシーズンでは12球団最多タイの15投手を先発に起用(最少はソフトバンクロッテの10投手)。固定できない先発ローテーションが台所事情の苦しさを物語っていた。

 17年に掲げるノルマは5年ぶりのAクラス返り咲き。そのカギを握っているのが・・・

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