週刊ベースボールONLINE

 

神業プレー
写真=小山真司@3月12日●日本-オランダ戦[東京ドーム]

“忍者”“神の手”――。菊池涼介にはさまざまな異名が与えられた。世界を驚嘆させた神業プレーの数々。その最たるものがこれだろう。2次ラウンドのオランダ戦、7回一死一塁。ボガーツの中前に抜けるかと思われた打球へ瞬時に反応。体を投げ出しながらグラブに収めると、着地と同時に二塁の坂本勇人へバックハンドトス。二塁封殺でピンチの芽をつんだ。驚くべきはバックハンドトスというプレーの選択。菊池の頭には二塁封殺にとどまらず、その先のダブルプレーのイメージがはっきりと描かれていた。


スーパーキャッチ
写真=小山真司@3月7日●日本-キューバ戦[東京ドーム]

 1次ラウンドのキューバ戦。日本にとってのオープニングマッチで中堅の青木宣親が見せた“キャッチ”が、侍ジャパンのブーストとなった。3回、一死三塁でフェンス際の打球をジャンピングキャッチ。そして4回一死、2度目のジャンピングキャッチが圧巻だった。サードベラの大飛球を背走しながら抜群のタイミングでジャンプし、ピタリとグラブに収める(写真)。アメリカへと続く侍ジャパン進撃のスイッチが入った瞬間だった。
HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング